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2010年01月08, 15, 22, 29日 船場音泉:アジアの民族音楽レッスン 6

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船場音泉-アジアの民族音楽レッスン6-
北タイの音楽・ラーンナー王朝の響き

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●船場音泉[Sound Spa&Resorts]とは
大阪をアジアの音楽の交差点にしたい。そういう希望を抱いて、この講座は2006年にスタートしました。音楽を知るには、歌ってみるのが一番。まずは感じることから始めましょう。船場音泉では、これまでにタイ、インド、インドネシア、沖縄、そしてモンゴルを取りあげてきました。古典あり、コンテンポラリーあり、最も面白い形でビギナーから経験者まで楽しんでいただきます。教えるのはトップクラスの音楽家です。
様々な音楽がリンクして新しい文化を生みだす都市、大阪。音楽の未来図を描くのはあなたです。

●レッスン概要:北タイの音楽・ラーンナー王朝の響き
タイ北部にチェンマイという美しい街があります。ここに1259年ラーンナー王朝が成立しました。しかし、16世紀にビルマに編入され、18世紀にビルマの支配から脱してタイの朝貢国になるなど、有為転変を重ねてきました。そんな歴史のなかで育まれた合奏音楽「サロー・ソー・スーン」を、ラーンナー音楽の第一人者であるティティポン・カンティーウォンさんから学びます。優雅さ、静謐さに溢れた音楽は、きっとあなたの心のなかに沁み通ってくることでしょう。学習する楽器は、胡弓のような弦楽器、笛、太鼓などです。音楽経験は問いません。

詳しくは、船場アートカフェのサイトをご覧ください(<A Href="http://art-cafe.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/main_sound.html">こちら</A> )。

講 師:ティティポン・カンティーウォン(チェンマイ大学美術学部専任講師)
ナビゲーター:中川眞(船場アートカフェ・プロデューサー)
主 催:船場アートカフェ
協 力:辰野株式会社

日 時:
 第1回:2010年1月8日(金)
 第2回:1月15日(金)
 第3回:1月22日(金)
 第4回:1月29日(金)
時 間:午後7時~8時30分
会 場:船場アートカフェ
定 員:10名(申込制・無料)

●申込み方法
E-mail若しくはFAXにてお申し込み下さい。
追って詳しいご案内をお知らせします。
申込みは3回以上出席可能な方を対象とし、
先着順受付、定員になり次第締め切りとさせていただきます。

FAX:06-4308-4900
E-mail:art-cafe○ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(○を@に変えてご送信ください)
(船場アートカフェ事務局:高岡宛)

●Profile
ティティポン・カンティーウォン(Thitipol Kanteewong)
1976年にチェンマイに生まれる。8歳のときからラーンナー音楽を学び、プロの音楽家として活躍している。最も得意とする楽器はサローという、胡弓に似た擦弦楽器である。1994年にラーンナー音楽をベースとした現代音楽の創作・演奏グループ《Changsaton》を結成し、国の内外で演奏するほか、多くのCDをリリースしている。最新のCDは『The Spirits of Mekong(メコンの精霊)』(2009)。創作・演奏の傍ら、民族音楽学の研究者として北部タイと日本の現代音楽の比較研究を行っており、日立・駒井フェロー、日本財団・APIフェロー等としてしばしば来日し、精力的に調査を行っている。現職はチェンマイ大学美術学部専任講師。大阪市立大学客員研究員(2010年6月まで滞在)。

中川 眞
サウンドスケープ、東南アジアの民族音楽を研究領域とする音楽学者です。ガムラングループ〈マルガ・サリ〉を主宰し、活発な演奏活動を行っています。 2001年にNHK教育テレビ人間講座「音のかなたへ」を担当。毎年数回、日本と東南アジアを往還し、調査とともに、様々なアートのコラボレーションを創出しています。サントリー学芸賞、京都音楽賞、京都府文化賞等を受賞。2007年に新著『サウンドアートのトポス』を刊行。大阪市立大学大学院文学研究科教 授。インドネシア国立芸術大学、チュラロンコン大学(タイ)客員教授。