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2010年09月18日 こりあんコミュニティ研究会 第17回定例研究会

多文化福祉に基づいたコリアンコミュニティの地域再生に関するワークショップ

日本の代表的なエスニックコミュニティである在日コリアン集住地域では、人口流出と高齢化、産業の衰退などにより、地域社会の経済社会的な基盤沈下が激しく、それによる脆弱性の深化が危惧されている。そこで、大阪市大都市研究プラザ・第3ユニット(社会包摂ユニット、同ユニット長:水内俊雄)からの協力を得て、この間行われてきた調査をベースに地域再生のWSを開く。本企画は、当該地区のような社会的不利地域の包摂的な地域再生に資することを目的に据え、大学の持つ学知の地域化を促し新たな公共による地域づくりに貢献できることが期待される。

・主催:こりあんコミュニティ研究会
・後援:日本居住福祉学会・財団法人ヒューマンライツ教育財団・財団法人住宅綜合研究財団・大阪市立大学都市研究プラザ
・日時:2010年9月18日(土) / 場所:大阪市立大学・高原記念館 

1.開会のあいさつ(12:30~12:45)
-早川和男(日本居住福祉学会会長、神戸大学名誉教授)
-冨田一幸(株式会社ナイス代表取締役社長、調整中)
-水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ副所長、日本居住福祉学会理事、研究会共同代表) 

2.趣旨説明(12:45~13:00)
-全泓奎(都市研究プラザ、日本居住福祉学会事務局長、研究会運営委員長) 

3.報告(13:00~14:20)20m×5
 1)和歌山コリアンコミュニティの形成と変容(水内俊雄)
 2)和歌山在住在日コリアンの暮らしと生活課題(全泓奎)
 3)大阪市西成区北西部コリアンコミュニティの暮らしと生活課題(川本綾、都市研究プラザGCOE特別研究員、研究会会員)
 4)大阪市西成区北西部在日コリアン高齢者のニーズ調査から:高齢者の生活ニーズおよび福祉サービスを中心として(中山徹、大阪府大、日本居住福祉学会理事、研究会共同代表)
 5)大阪市西成区北西部在日コリアン高齢者のニーズ調査から:居住実態を中心として(黒木宏一、都市研究プラザ特別研究員、研究会運営委員) 

4.他地区の経験とコメント(14:30~16:00)15m×6
 1)東九条CANフォーラムの取り組みと今後の課題(金周萬、京都外国人高齢者.障がい者生活支援ネットワーク「モア」共同代表、京都・東九条CANフォーラム事務局長)
 2)生野KMJの取り組みと今後の課題(高敬一、社団法人大阪国際理解教育研究センター(KMJ)事務局長)
 3)ウトロ地区の住環境改善に向けた取り組みと今後の課題(調整中)
 4)その他、西成及び和歌山からのコメンテーターを調整中。 
 
5.ワークショップ(16:10~17:00)チームごとに分かれて実施

6.ワークショップ内容の発表(17:10~17:50)

7.総括:多文化福祉のまちづくりのアクションプラン設定(17:50~18:00)