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2011年06月15日 アジアの水辺#01

アジアの水辺#01 
岩手県沿岸地方の民俗芸能
-東日本大震災以降の現状と課題-   

ゲスト:橋本裕之 盛岡大学文学部日本文学科教授

内容:
民俗芸能の宝庫と言われる東北。人々の暮らしと共に受け継がれてきた様々な芸能が、3月11日の東日本大震災で致命的な打撃を受け、存続の危機にたたされています。今回のトークでは、特に岩手県沿岸部に焦点を絞り、人々の生活とともに受け継がれてきた神楽の歴史的、社会的背景やその魅力について、ゲストの橋本裕之氏が語ります。また後半は、3.11震災以降、神楽のおかれている現状と今後の課題についての報告、また参加者のみなさんも交えたディスカッションを予定しています。

日時: 2011年6月15日(水)19:00-21:00
参加費:無料
会場:天神橋アートセントー(もと天神橋温泉)
アクセス:地下鉄谷町線/堺筋線「天神橋六丁目」出口⑥より北へ徒歩7分

より大きな地図で 天神橋アートセントー を表示

ゲストプロフィール:
1961年大阪府生まれ。国立歴史民俗博物館民俗研究部助手、ミシガン大学日本研究センター客員教授、アイオワ大学人類学部客員准教授、千葉大学文学部教授などを経て、現在、盛岡大学文学部日本文学科教授。専攻は民俗学・演劇学。主著に『演技の精神史――中世芸能の言説と身体』(岩波書店)、『目からウロコの民俗学』(PHP研究所)、『心をそだてる子ども歳時記12か月』(講談社)『民俗芸能研究という神話』(森話社)など多数。第11回日本民俗学会研究奨励賞(日本民俗学会)、第1回本田安次賞受賞(民俗芸能学会)受賞。 2005年のNHK大河ドラマ『義経』の芸能考証を担当した。また、日本テレビの『世界一受けたい授業』や朝日放送の『ビーバップ!ハイヒール』にも出演している。2010年以降、岩手県文化財保護審議会委員、岩手県文化芸術振興審議会委員、花巻市文化財保護審議会委員を務める。

主催:大阪市立大学 都市研究プラザ 共催:ガムランエイド