2012年01月17日 クリエイティブ・サロンのご案内

"クリエティブ・サロン"は、「創造性」「経済」「空間」をテーマに、様々な切り口で話題提供されるゲストを囲んで、活動分野、年齢、キャリア、営利・非営利活動など、多様な人たちが対話を深める「創造の場」です。

 今回のテーマは［場］のデザイン。考えてみれば、私達の仕事は、単に空間を作ることではなく、［場］をデザインすることだと思うのです。

 ［場］は物理的な空間だけではなく、そこで働き、生活する人々の営みを最も効果的にするための仕組みを持つ必要があります。そして［場］の魅力は、参加者によって自発的に醸成されるものであり、価値観を押しつけてもうまくいきません。

 このような［場］のデザインをするデザイナーの役割とは・・・ワークプレイスのデザインをテーマにしてお話ししたいと思います。

 ケプラデザインスタジオ代表。1954年、富山県出身。金沢美術工芸大学卒業後、コクヨ㈱にて主にオフィスデザインの企画・開発をおこない、約2,000社あまりのプロジェクトに関与。2001年に独立、ケプラデザインスタジオを設立。

 多くの仲間と協業して、空間デザインとプロダクトデザイン、情報デザインをトータルに提供する仕事をしている。

 2011年、大阪南堀江にものづくりとデザイナーのネットワーク［協業工房］を開設し、コラボレーションの［場］を提供している。