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2012年05月05日 クリエイティブ・サロンのご案内

5月のクリエイティブ・サロンのご案内【クリエイティブセンター阿波座(CCA)】
"クリエイティブ・サロン"は、毎回、「創造性」「経済」「空間」をテーマに、様々な切り口で話題提供されるゲストを囲んで、活動分野、年齢、キャリア、営利・非営利活動など、多様な人たちが対話を深める「創造の場」です。

「大阪せともの祭」の歴史を振り返り、未来を展望する

【話題提供者】
株式会社清水陶器店 
代表取締役 清水正夫氏
(「大阪せともの祭」実行委員会 委員長)

 昨秋以来、CCAが中心となって、CCA界隈(阿波座・立売堀1丁目)の地域経済活性化プロジェクトとしてA_WAZA styleプロジェクトを推進しています。同界隈の東側に位置する旧せともの町筋は、江戸時代から150軒余りの陶磁器問屋が集積し、現在も4軒あります。
 7月21日~23日に火防陶器神社で開催される「大阪せともの祭」では、旧せともの町筋界隈の文化資源を生かし、未来を展望するような発信をしたいと計画を練っています。
 5月のクリエイティブ・サロンでは同界隈に注目し、はじめに「大阪せともの祭」実行委員会委員長の清水氏に「大阪せともの祭」の歴史と取り組みについて話題提供していただいた後、みんなで同界隈のまちを歩きながら、歴史を体感するとともに、未来を展望したいと思います。

清水氏からのメッセージ
「大阪せともの祭」は江戸時代初期から受け継がれてきた、300有余年の歴史と伝統を誇る行事です。江戸時代から大阪は「天神祭」と「大阪せともの祭」が、夏の風物詩として大阪観光の双璧でした。平成21年には「大阪市指定無形民俗文化財」に認定されています。
 一方、景気の悪化やライフスタイルの変化とともに、陶磁器業の衰退傾向は激しく、往年の老舗も数多く姿を消し、このままでは次世代に日本の器文化を伝え残す事も出来ないと危惧しています。生活に潤いと安らぎを与える存在になるべく、これからの「大阪せともの祭」について意見交換できたらと思います。

【報告のキーワード】
 同業種集積、文化資源、陶磁器業界、豊かなライフスタイル
 
【ゲストプロフィール】
清水正夫氏
1951年 大阪 西船場にて生まれる。
1973年 関西大学 工学部 卒
    本町の衣料品商社に就職
1978年 株式会社 清水陶器店に入社
    現在 同社 代表取締役社長
※株式会社清水陶器店
文政8年(1825年)創業。
昭和28年10月 株式会社 清水陶器店と組織変更。


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開催日時:2012年5月5日(土)13:30〜16:30
場所:クリエイティブセンター阿波座(CCA)/ 大阪市立大学 都市研究プラザ
map_acdc _2.jpg
大阪市西区阿波座1-9-21 ACDCビル6階
(大阪市営地下鉄四つ橋線本町駅 22番出口 徒歩3分)

会費:無料

その後、旧せともの町筋界隈、火防陶器神社見学・まち歩き

定員:15名(申込順)
締め切り:5月3日(祝)