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2011年03月05日 シンポジウム「ささえあいの新しいかたち。地域の明日を考える」

シンポジウム「ささえあいの新しいかたち。地域の明日を考える」


(日時) 2011年3月5日(土) 午後6時~8時30分
(場所) 豊崎東会館 2階講堂 (大阪市北区長柄西1-1-39)
(地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目」下車・北東5分)
(主催) おおよど縁パワーネット (大阪市北区天神橋7-13-14、℡06(7502)5546)

(趣旨)「おおよど縁パワーネット」は、大淀寮・大阪市立大学教員有志・大阪希望館が共同し、地域の方々と連携して、「地域の互助を仕事に」しながら、地域コミュニティの再生をはかっていこうとする事業です。昨年7月から、大阪市の人材育成支援事業を活用して、研修生として不安定就労の若者などを雇用して活動しています。豊崎東の盆踊りや祭り、北区のふれあいフェスタなど地域行事の運営を手伝いながら、旧天神橋温泉で金魚すくい大会や縁パワー寄席などを企画してきました。
 「無縁社会」が言われるなか、単身高齢者などの孤立化、老老介護の問題などが地域社会の問題として浮かび上がってきています。また、地域コミュニティは、担い手の高齢化、商店街など自営業の衰退によって、担い手不足になりつつあります。そうしたなかで、大淀寮や希望館など地域に存在する社会資源や不安定就労の若者が、地域コミュニティ活動の担い手として加わっていくことは、あたらしい世代間のささえあいを地域に形成することにつながります。それは、孤立高齢者や新住民層のニーズにもこたえるとともに、孤立状態に追いやられてきた若者たちもまた支えられるセーフティネットになります。
 本シンポジウムは、札幌で商店街など地域の活性化に取り組んでこられた中島岳志さん(北海道大学准教授)を迎えて、地域活性化の先進的な取組みなどもお聞きしながら、地域でのささえあいの新しいかたちを考えていくものにしたいと思います。

(概要)
・来賓あいさつ
・縁パワーネットの活動報告
・基調講演 中島岳志さん(北海道大学准教授)
・パネルディスカッション「地域の明日を考える」
(パネラー) 中島岳志さん(北海道大学准教授)
木野安雄さん(豊崎東ネットワーク委員会委員長)
田中日登司さん(豊崎東はぐくみネット事務局長)
奥村健(更生施設・大淀寮寮長)
岡本友晴(おおよど縁パワーネット事務局長)
(コーディネーター) 水内俊雄(大阪市立大学教授・縁パワーネット代表)