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2015年01月31日 社会的不利を断ち切る社会的企業の実践

社会的不利を断ち切る社会的企業の実践:東アジアの取り組みから学ぶ

昨年に制定された生活困窮者自立支援法の施行に伴い、若者をはじめとする高齢、障がい者など、社会的に不利な状況に置かれている人々への就労支援等、総合的な支援への関心が高まっている。隣国の韓国では、2007年より社会的企業の育成が制度化され、近年も就労困難者に向けた様々な取り組みに注目が集まっている。台湾でも生活困窮者をはじめ、都市に居住する原住民など、所与の条件だけでは生活自立に困難を抱えている人々への起業支援活動が脚光を浴びてきた。本シンポジウムでは、東アジアの実践と名古屋での取り組みを比較検討しながら、実践的な都市間交流を図っていくことを通じ、先端都市に向けた包摂的な政策課題を議論する機会とする。
チラシ:20150131.pdf

日時:2015年1月31日(土)15時~18時45分
会場:名古屋経済大学 名駅サテライトキャンパス
名古屋駅(地下鉄・JR・名鉄・近鉄・あおなみ線)より「ミヤコ地下街4番出入口」から東へすぐ
共催:名古屋経済大学、日本福祉大学アジア福祉社会開発研究センター、特定非営利活動法人ささしま共生会、大阪市立大学都市研究プラザ名古屋プラザ
協力:日本居住福祉学会(本シンポジウムは、「国際比較居住福祉セミナー」を兼ねています)
※本シンポジウムは、文部科学省共同利用・共同研究拠点大阪市立大学都市研究プラザ先端的都市研究拠点による助成を得て実施するものです。

プログラム
総合司会:全泓奎(ジョン ホンギュ)、大阪市立大学都市研究プラザ教員
15:00~15:05  趣旨説明
15:05~15:50 「生活困窮者の自立支援に取り組む社会的企業」水野有香、名古屋経済大学経済学部教員
15:50~16:35 「都市原住民との共生と起業支援」王鵬超、台湾光原社会企業代表取締役
16:45~17:30 「若者への居住支援に向けた実践的な試み」クォン・ジウン、韓国ミンダルペンイ(なめくじ)住宅協同組合代表
17:30~18:15 「わっぱの会の共働事業所の実践:どうやって仕事を創り出してきたか」斎藤亮人、わっぱの会・名古屋市会議員
18:15~18:35  質疑及び総合討論
18:35~18:45  総括
終了後19時から交流会を行います。(参加希望の方は実費を負担いただきます。)

参加申し込み:名古屋経済大学(担当者水野有香) E-mail:mizuno.yuka@nagoya-ku.ac.jp